マイホームを購入してからがお客様の新しい人生のスタート、そして、そこからがお客様との本当のお付き合いのスタートであるという考えのもと、【世界中にハピネスを届けよう】を企業理念とし、購入前から購入後まで一貫して寄り添う株式会社ドリームオン不動産。地域密着型の不動産会社だからこそ実現できる親切丁寧さが魅力です。今回は同社のドリームキャスト、店長の茂木裕介さんにお話しをお聞きしました。
起業の夢を叶えるために、不動産業界へ。
▲飲食業界から不動産業界へ。様々な業界で仕事の厳しさを痛感しました。
高校卒業後は調理師専門学校に通い、卒業後はフランス料理店の料理人として働き始めた茂木さん。入社後の修業時代の厳しさにも耐え、新しい知識を習得するためにワインの勉強を行ない、ホールスタッフへ転身。都内有名レストランで働いたのち、不動産業界に転職するまでは北千住のイタリアンやフレンチのお店で店長を務めていました。
茂木「料理人時代は、毎日始発で家を出て終電で帰る生活を続けていましたね。働いていたのが自由が丘の有名フランス料理店だったので、当然求められるレベルも高いですし、それに見合う力を付けるまでが大変でした。
フレンチやイタリアンのホールスタッフを経て、店長を務めていた時に感じていたのは、スタッフのマネジメントの難しさですね。人数が多く、ホールスタッフやキッチンスタッフ、学生のアルバイトの方など全員を見ないといけないので、お店全体を通して雰囲気を良くしてうまく取りまとめていくのは大変でした。ただ、飲食は楽しいなって今でも思います。拘束時間は長いけど、仲間意識が強くて一体感があって、みんなでお店をやっているという感覚で、私も意識的にそういった雰囲気づくりをしていました。
将来的に自分で飲食の会社を起業したいという想いが強かったのですが、飲食業はあまり給与が高くなく、思うようにお金が貯まらない。お金を儲けるにはどうしたらいいか?と考えて、一番高いものを売れば還元されるんじゃないかと不動産業界を視野に入れて転職活動をはじめました。」
仕事面での負けず嫌いさには自信がある。だから、営業を経験してみるのもいいだろうという想いがある反面、不動産営業のイメージに不安を感じることもあったのだそう。宅建やファイナンシャルプランナーといった不動産関連の資格や経験もなく、ほとんどの企業で採用が見送られるなか、積極的に採用を行ってくれたのが、現ドリームオン不動産代表の岩柳勇佐さんでした。
茂木「初めての不動産業界はドリームオン不動産のグループ会社でした。宅建も他の資格もないし、経験のない人なんてだめだって会社が多い中で採用してくれたのが、その会社で部長 兼 店長をされていた岩柳社長です。当時、社長は37歳までバンドマンをしていて、そこからのし上がった人だったので、中途採用という境遇が似ている未経験の私でも歓迎してもらえました。」
入社してみると、今までの業界とのギャップや厳しさを感じることは多くあったものの、飲食業で沢山の苦難を乗り越えてきたからこそ、学ぶことが多くあったのだとか。
茂木「前職の店長経験から変なプライドを持ったまま、急に一番下の立場になった。ただ、元々の打たれ強さや忍耐強さがあって、飲食での厳しさも経験してきたから、壁にぶち当たっても『未経験だから厳しくされるのも当たり前』と感じていましたね。当時は本当に厳しく指導されたんですけど、その変なプライドを捨ててやるって意味で指導されていたんだなと、今になれば分かります。
どんなに挫けそうでも仕事を続けていたのは『夢を叶えるためにも稼ぎたい』という思いいがあったから。生活レベルを下げたくないと思っていたし、店長職を経験したから、また店長をやりたいという気持ちが強かった。そこまでのし上がっていきたいし、そうなれないと転職した意味がないな、と。」
その後、営業マンとして頭角を現した茂木さんは新人賞を獲得し、売り上げも好調に。入社から3年ほど経った頃、ドリームオン不動産の立ち上げが決定し、岩柳社長の誘いにより主力メンバーとして新たな道に進みだしました。
ドリームキャストとして得られた、仕事のやりがい。
▲毎年恒例のサンクスフェスティバルの様子。お客様が増え、規模が大きくなってきました。
グループ会社で働いていた頃から、公私ともに親交が深かったという岩柳社長と茂木さん。仕事の後の食事の席やプライベートでは不動産営業のあり方について話すことが多かったのだそう。
茂木「最初は厳しくされていましたが、一緒に食事やスノーボードに行くようになって自分の想いを沢山伝えました。私のように経験がない方であっても、入社して一人前の不動産営業として育つ環境を新しく作っていくべきなんじゃないかとか、今までにない不動産会社のあり方を作っていってもいいんじゃないかとか。
社長も、部下には厳しくしていながらも『このままじゃいけない』と感じていて、共通認識があったので、ドリームオン不動産立ち上げに誘われた時は『ついて行きたい』と思いましたね。」
ドリームオン不動産が設立当初からお客様に約束しているのは、【売りつけない】【急がせない】【購入後の充実したサポート】の3つ。優先的に売らなければいけない物件がなく、販売スタッフにはノルマがないため、納得するまでお客様に向き合う。そして、不動産を購入していただいてからがお客様との本当の意味でのお付き合いのスタートであると考えています。そうした、お客様にとって安心感があり購入しやすく、従業員にとって厳しいノルマがない働きやすい環境が、企業理念にもあるハピネスに繋がっています。
また、ドリームオン不動産では営業スタッフのことを【ドリームキャスト】と呼んでいます。販売するだけの営業マンでは意味がない。お客様ひとりひとりが人生という名の出演者・主役だと捉えているからこそ、素晴らしいマイホーム生活という夢を実現させるための共演者として、最高のサービスを届けています。
茂木「お客様と長いお付き合いを続けていくために、当社主催のお客様感謝祭として“サンクスフェスティバル”を開催しているのですが、マイホームを何年も前に購入されたお客様に、お子さんが生まれてそのイベントに連れてきてくれる姿を見ると嬉しくなりますね。購入から何年か経って『今も楽しく過ごしてます』とお聞きするのはやりがいになります。
不動産もお客様と接することが多いですし、お客様と心が通じ合って密になって喜んでいただけたときや、『あなたに助けられた』と言っていただけた時が一番やりがいに感じます。成果を認められることにも、もちろんやりがいを感じますし、そうした瞬間があると、人と接する仕事がやっぱり好きだなと感じられますね。一緒に歩んでいる実感が得られることが、接客の一番の醍醐味かもしれません。」
茂木さんが感じているやりがいはお客様と接する中で生まれる喜びです。そんな喜びを一緒に働くスタッフにも感じて欲しいと、みんなが積極的に意見を出し合える雰囲気を作り、いい仕事をしていると誰もが実感できるプロ集団にしていきたいと話します。
仕事もプライベートも落ち込み方も全力!が茂木流。
▲社員旅行で行ったシンガポールの有名ホテルにて。遊びも仕事もてっぺん取ろう!と士気を上げました。
不動産営業では様々なやりがいを感じられる一方、誰しも思うように成績が上がらないことが往々にしてあります。何も努力をしない場合は個人の責任ですが、どれだけ努力しても、やる気を出していても結果に繋がらないとするなら、教える先輩や上司・会社の能力の責任だと茂木さんはしみじみと語ります。
どうしても思うようにいかないと落ち込んでいるときのために、自分の気持ちの持ち上げ方を知っておくのが重要だと感じているそう。そんな茂木さんのメンタルの保ち方は、一度どん底まで気持ちを落とすという一風変わった方法です。
茂木「3カ月に1回くらいのペースで、成績上がんないなとか、お客様との巡り合わせが上手くいかないなとか、落ち込むことが自分自身よくあるんです。そんな時に、あえて悲しい曲を聴いてさらに気持ちを落として、自分の生きてる意味って何なんだって思うくらい徹底的に落ち込ませると、このままじゃダメだ、もう上に上がるしかない!と思えるようになるので、いつもこの方法で気持ちをリセットしています。(笑)
上手くいかない時って、ほとんどの人が隣の芝が青く見えたり、何かのせいにしたりしますよね。他の人が売れていて、自分が売れてないと焦りや悔しさを感じたり。その悔しさを感じておかないとダメな部分もあるんですよ。人や環境のせいにするのではなく、自分の何がいけないのか・何が足りないのか向き合うことが大事なのかなと思いますね。」
自分なりの人生観や仕事についての考え方を、一緒に働く方に伝えることがよくあるのだそう。悔しさをバネに諦めないこと、全て自分事として考えること、世渡りの仕方などを伝え、今感じているものを下に降ろすことで共感できる人とこれからも成長していきたいといいます。
茂木「本気で仕事に向き合うことが、自分の中では働かせてもらっている責務だと思いますし、会社側は従業員に働いてもらっているという気持ちがあることが良い関係性だと思うので、そうした考え方をスタッフにはよく話しますね。
そして、仕事を頑張った分、遊びや休みも全力で楽しんでほしいと思います。国内外のリゾート地での社員旅行で羽を伸ばしたり、毎週のゴルフを楽しみにしている方もいますし、年末年始や夏季休暇がしっかり取れるので、毎年海外旅行に行っている方もいます。私はライブが好きなので、年に1~2回ほど日曜日にお休みをいただいていますよ。ノルマがないことや土日祝日であっても希望休をいただけるという点では不動産として革新的なのかなと思いますね。」
夢を追い続けたい。ドリームオンだからできること。
▲茂木さん自身も夢追い人。夢を持った向上心のある方と働きたいと語ります。
同社で働いていて感じる魅力をお聞きすると、『夢のある会社だと思います』と自信ありげに答える茂木さん。一緒に働く方には、社名でもあるドリームをこの会社で実現してほしいのだといいます。
茂木「面接の時には必ず『夢はありますか』ってお聞きするんですよ。なかなか即答できない方もいるんですけど、結婚したいとか海外旅行に行きたいとかどんな夢でもいいと思うんです。何か夢がないと何のために頑張るのか分からなくなるので、その時その時でいいから夢は持った方が良いかなと思います。
当社は頑張った分だけ未来が開けるし、例えば『実は不動産管理をやりたいんです』とか、『本当はマンション事業やりたいから、そのために不動産を学びたいんです』でもいいと思うんです。それが本気であれば全力で社長は応えてくれるので、会社としての柔軟性には本当に夢があると思います。」
そう語る茂木さん自身も、入社前からの飲食店を起業する夢をずっと持ち続けています。幹部クラスのメンバーが揃ったら不動産事業を任せて飲食事業を始めたいと考えているそう。
茂木「どういう形態のお店にするかはこれから考えていくところですが、コロナウイルスによって打撃を受けている飲食店やデリバリーの対応で成功しているニュースをみると、幅広い業種でカバーできるような体制になっていれば、安心して経営を続けられると思うんです。そういった提案をどんどんしていく立場になっていきたいので、不動産業をしっかりと任せられる人がたくさん増えてくれれば心強いですね。
理想としているのは、最後に働いていた飲食店のような空気感を持ったお店にすること。そのお店では、アルバイトの方も積極的で接客に関してはプロだし、言い訳をせずに、どうやったらいいものが作れるかと、ひとりひとりが本気で考えて言い合える環境でした。不動産でも飲食でもそういう【いいチーム】を作っていきたいですね。」
順位を付けない風潮で夢を持つことが難しい世の中ではあるけれど、だからこそ、自分で考え、生き抜く術を身に付けるサバイバルの時代でもある。夢を持って追いかけられる人、何かに本気で向きあえる人、仕事にも遊びにも妥協しない、いい意味でギラギラした人が入社してくれると嬉しいですね、とこれから出会うまだ見ぬ仲間に思いを馳せました。
夢を持つことに年齢も性別も関係ない。その夢を後押しする環境はどれだけでも作っていける。ドリームオン不動産には夢が溢れている。
ドリームオン不動産:https://www.d-on-f.jp/