お客様に寄り添って一緒に成長を分かち合う。正確な経営状況の把握で経営者の勝算ある一手を完全サポート。

お客様に寄り添って一緒に成長を分かち合う。正確な経営状況の把握で経営者の勝算ある一手を完全サポート。

税理士法人レヴ・ナスは、平成14年2月に橋本真一税理士事務所を開設し、平成30年5月に税理士法人レヴ・ナスへ組織変更した、埼玉県さいたま市に事業所を置く税理士法人です。中小零細企業を中心に、経営者のパートナーとして開業のサポートや、相続・事業承継の支援等、お客様の第一相談者としての役割を幅広く果たされています。今回インタビューしたのは代表の橋本真一さん。税理士になろうと思ったきっかけや大切にしている信念、今後思い描く将来のビジョン等、深層部までお話を伺いました。

仕事をしながら取得した税理士資格。気づけばこの仕事が天職に。

▲今回お話をお伺いした橋本代表

34歳で開業した橋本代表。高校時代に感じた、【自分の将来は自分で掴み取りたい】という概念のもと、将来は独立をしようと考えていたそうです。大学に合格するまでは、何を目指すかをあえて決めずに、フラットに様々な学部を受験したというから驚き。商学部に合格したことで税理士か会計士を目指そうと、将来への道筋が立ったのだといいます。

橋本「父がサラリーマンで、子どもの頃は、仕事についてあまりいい話を聞いてこなかったんです。その時から【自分の将来は自分で掴み取りたい】と感じていました。そのためには独立すればいいんだと思い立ち、大学受験で受かった学部の資格を取得して独立しようと考えました。そして受かったのが商学部だったので税理士を目指しました。そんな発想なので何の理念もなかったですが、今思えば税理士という仕事は天職だと思っています。」

大学卒業後は会計事務所に入所し、働きながら資格取得の勉強に励まれたといいます。仕事と勉強の両立をしながら税理士資格を取得するまでは険しい道のりでした。しかし将来を見据えて、「働きながら勉強する」という選択をされます。

橋本「仕事をしながらの資格勉強は大変でしたね。資格を取っても仕事が出来ていないと意味がないと思っていたので、仕事を目一杯やりながら勉強に励みました。朝は6時に家を出て仕事に行く前にファミリーレストランで勉強して、遅くまで働いて帰って寝るという生活をしていました。資格を取るということはそれくらい大変なことなんです。残業はやればやるほど自分のためになりますし、独立すると心に決めていたので、先々絶対に役立つと思って仕事をしていました。」

仕事をすればするほどお客様が喜んでくれ、お客様に合った提案方法や資料を自ら考え作成してきたといいます。働きながら税理士資格を取得された橋本代表は、会計事務所に入所して10年という節目で独立をされます。

橋本「根拠なく10年で独立しようという目標があって、このタイミングを逃したらずるずる行ってしまうと思いました。資格を取得する時もそうなのですが、必ず『いつまでにやる』と決めておけば実現できるんです。【自分がやらなきゃいけない、自分にしかできない】そんな環境が学生時代から好きで。でも組織に属していると、抵抗しないし、意見も言わないタイプなので、自分が埋もれていってやりたいことが出来なくなると感じていました。やりたいことができるワクワク感のために資格を取りましたし、独立以外の道はなかったですね。」

目標を現実にし、独立した橋本代表。代表になられてからも税理士としてのやりがいは変わらないといいます。

橋本「税理士という仕事は経営者のパートナーです。会社の財布の中身が分かってしまう唯一の第三者なんです。お客様とは何でもオープンにできるくらいの関係性にならないとお互いに良い仕事が出来ないので、腹を割って話せる関係性を構築できるかが重要です。信頼関係が築けてくると、すごく頼られ感謝されるんです。独立する前も独立してからも税理士という仕事のやりがいは変わりませんね。

ですが人を雇うようになると、職員をメインに考えるので自分は後回しになります。働いてくれている職員の生活もありますし、職員の後ろには更に何人も家族がいますから。自分のやりがいだけでは仕事はできないなとも感じます。」

総合的なフォローで同じ社内の一員のように。

▲お客様を大切に思う気持ちが伝わってきます

一般的な税理士業界のイメージは、帳簿を付けて税金の計算をして…と、デスクワークをメインに想像されると思います。しかし税理士法人レヴ・ナスは経営者の手助けをし、経営が黒字化することに意味があると考えているといいます。

橋本「私たちは帳簿を付けるのではなく、お客様のところへ行ってお客様がつけた帳簿を監査します。第三者である我々が監査をすることで決算書の証明力が高くなるんです。また、全体の申告書の1割にも満たない添付書類がありまして、普通はそこまで作らないのですが、うちは手間を惜しまず作成します。

税務署から何か問い合わせがあれば、税務署の職員はお客様のところではなく、直接当法人に来ていただいて、説明して納得してもらえることもあります。要はお客様が税務署の対応をする時間を私たちが引き受け、お客様は現場に行ったり営業したりと、本業に専念できる環境を提供するという理念がうちの一つの大きな柱ですね。」

第一にお客様のことを考え仕事をする。お客様の第一相談者になりたいと日々尽力されています。細かい作業からお客様に合わせた提案まで、総合的にフォローし、お客様の「参謀」として貢献したいとおっしゃいます。

橋本「数字は合っていて当たり前です。会計帳簿は税務署のためにあるのではなく、経営の現状把握のためにあるんです。今の数字が正しくないと、経営者は次にどうすればいいのか判断しづらいですよね。例えば100万円投資していいのか、50万円の方がいいのか、それとも投資しない方がいいのか。正しい現状が分かっていれば次なる一手の勝算を高めることができる。私たちの仕事はそのためにあるので正しくて当たり前なんですよ。お客様の経営が黒字化することが、私たちが関わっている大きな意味の一つでありたいなと思っています。」

自分にしかできない仕事を自分がやる。頼ってもらえるとより貢献しようとやる気に繋がり、期待に応えたいという思いがより一層強くなるといいます。お客様である零細企業が減少している中、選ばれ、信頼される理由の根本はここにあるのかもしれません。

お客様との信頼関係が築けてくると、様々な相談を受けることも数多くあるといいます。

橋本「決算書を作っても誰も喜んでくれないんですよ。その先のことを解決したときに喜んでくれるんです。経営者は孤独なので話ができる人がいないんですよね。今後どうしたらいいかとか、プライベートの悩みだったりも含めて話をされるのが私たちの立場なんです。色々な話をしていただいて、その後の社長さんの表情がすごく違って、すっきり晴れやかになって「ありがとう」と感謝の言葉を頂くことがすごくやりがいに感じますね。そんな風にお言葉をいただいて帰ってきた職員は顔を見ると分かります。その日の日報を見ると当てはまる内容があったので『ああ、やっぱりな』って。頼られて感謝される事が多くあるからやりがいがある。だからまた頑張ろうって思えるんじゃないかな。」

税理士法人レヴ・ナスでは、一人前の職員を育てるために、入社してからの資格取得をバックアップしてくれる環境があるそうです。

橋本「入社後は巡回監査士の試験を皆受験していて、合格者もいます。税法や会計の勉強にもなるので、巡回監査士の受験費用はサポートしています。基本的に残業も多くないですし、オンデマンドの教材もあるので自己学習は出来る環境です。ただ、周りの環境で自分を高めようと思うのではなく、大変な中でも自身で自己学習ができる意欲のある人が向いていると思いますね。

うちで働くには素直さと強い意志、やる気が必要です。更に勉強をして資格を取得して、自分に自信を持つことも大切です。お客様である経営者は生活を懸けて必死に様々なことをやられているので、自分に自信がない人と対峙したらやはり温度差は違ってきますし、お客様から信頼されないですからね。」

取材に同席した別の税理士の方にもお話しを聞くと、仕事に慣れていない頃は、お客様からの質問や相談に答えられないことも多く辛く感じることもあるかもしれないとのこと。ただ、事務所に帰れば代表や先輩がいて相談しやすく、その場で知ったかぶりするのではなく、分からないことは分からないと素直に言えることが結果的にお客様からの信頼感に繋がることもあるのだといいます。分からないことをそのままにせず、1つずつ学び、知識や自信を付けていくことで一人前の税理士を目指してほしいと考えています。

目指すゴールは寄り添い、成長を分かち合うこと。

▲税理士法人レヴ・ナスは経営者をサポートし続けています

お客様の企業が成長するためには、まず自法人が成長し続けなければならない。そのためには納得してもらえるような説得力を持つことが必要だといいます。

橋本「私は成長し続けることが必要だと思っています。お客様から判断や意見を求められたときに「こうですよ」と言える説得力を持たないといけない。『ああいう風に事務所が伸びてるからこの人の言うことは説得力がある』と思ってもらいたいです。お客様にも成長してほしいからお互いに成長してないといけない。うちだって上手くいかない時もあるからこそお客様にも共感できるし、悩みも一緒に解決することができるんです。」

今後は法人の規模を拡大させ、後継者も育てていきたいといいます。

橋本「今の事務所に移ってきたときに、事務所内の机を全て人で埋めたいと思ったんです。徐々に職員も増えてきて人が育ってくれること、長く続けてくれることが宝なので、その人たちのやりたいことが実現できる環境を保ち続けたいと思っています。やはり人が全てなんです。一定の技術は必要ですが、知識だけではいけない。その人たちに私と同じ想いを持っていてもらわないといけないんです。そのために仕組みづくりや人材育成に試行錯誤しているところです。」

橋本代表にご自身の今後のビジョンをお伺いしたところ、笑いながら意外な答えが返ってきました。

橋本「将来は、早く引退して駄菓子屋をやりたいんですよ。朝と夕方に登下校の旗振りして、駄菓子屋開いて子どもたちと喋って、クイズを出して…なんてね。経営者は絶対衰えるんです。経営者は30年で一周しないといけないと思っていて、私が税理士として30年経つ頃には時代についていけなくなったり、職員が社長についていけなくなったりするだろうから。早くそうできるように事務所の規模を整えて、後継者を育てて、お客様にも『あの人が後継者にぴったりだね』って納得してもらえるようになればと思っています。

税理士としての方向性の中で、ものすごく知識を駆使するとか専門分野に特化するという方向もあると思うんですよ。でも、それはうちじゃない。お客様に寄り添って、お客様と一緒に喜んだり泣いたり応援できる、一緒に成長を分かち合える存在になりたい。人のためになっているなというのを実感したいなら、そのスキルは必ずうちで身につきますよ。」

様々な理念を持った税理士法人がある中で、レヴ・ナスが目指すもの。それはオーダーメイドの提案ができる税理士法人になることだといいます。お客様に寄り添いながら共に成長をしていく。「参謀」として経営者のパートナーであり続ける。レヴ・ナスにしかない“個性”をこれからもお客様に提供し続けていきます。

税理士法人レヴ・ナス:https://hashi97.tkcnf.com/page1

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