誰もが知る駅内外の交通サインや案内板。周囲の期待に応えようと奔走する未経験の営業マン

誰もが知る駅内外の交通サインや案内板。周囲の期待に応えようと奔走する未経験の営業マン

【道を表し示す灯になりたい】を経営理念とし、会社設立当初より駅構内図や周辺マップ、交通広告など幅広い広告媒体を手掛けてきた表示灯株式会社。その中でもJRをはじめとする全国の鉄道会社の交通サインなどの開発・工事や、非常時の避難誘導サインの調査から施工までをトータルで提案するサイン事業部で活躍する瀬川蓮さんを今回は紹介します。

新しいことに挑戦したい!今できる可能性を広げていく

▲初めての営業職に不安よりも挑戦する気持ちが勝りました。

東北で生まれ、高校卒業後から働き始めた瀬川さん。18歳で社会人デビューした頃にはまだまだ知らないことが世の中にたくさんあると感じたのだそう。

現職に至るまでは2社経験しており、どちらも3年ずつ勤め上げました。

瀬川「1つの会社に勤め続けることもすごいと思うんですが、やっぱり知らない世界ってあるなと思いますね。他の世界を知らないままで終わってしまうのはもったいない。

だったら若いうちにいろいろと挑戦してみるのもいいかなと思って2度の転職を経験しました」

ただ、何もわからない業界では不安に感じることも多い。それなら経験を生かしつつも何か新しいことを取り入れていこうというのが転職の際の心構えです。表示灯に入社したのも、前職が看板に携わる仕事だったのである程度知識が生かせると思ったといいます。

現在は営業で活躍していますが、入社当初は制作の部署で紹介予定派遣社員として採用されました。サイン事業部で求人情報を出すも、なかなかいい人材が見つからなかったところに、制作サイドで「営業向きのいい人材がいる」という話になり抜擢されたのが、営業を始めたきっかけです。

瀬川「熱意をもって誘っていただきました。はじめは営業なんて経験もなかったので、自分にできるのか?と思ったんですけど、新しいことに挑戦したいという気持ちは常にあったので、思い切ってやれるだけやってみようと決心しました」

制作から営業へ。誰もが知る商材を扱い感じること

▲大変さ以上に感じられるのは人の役に立つというやりがい。

サイン営業部に配属される際の面接官をした上司は「何があってもお前を守る」と言ってくれました。この人だったら信用できる、ついていこうと思えたと語ります。異動してからは、自力で商材に関する知識を付けていきました。

瀬川「社内にある資料を見て、そもそもどんな事業なのか、まずは見ながら覚えていきました。営業に変わる前からある程度知識はあったので、その点は大丈夫だと思っていました。

ただ、仕事の流れや対応するお客様が全然違うので、なかなか苦労しましたし、先輩に同行して、どういう話をしているかや、どこに注意しているかなどは勉強中ですね」

仕事で感じるやりがいは、誰もが必ず目にしたことのある商材で、人の役に立てていると実感できることです。ほぼすべての鉄道を網羅し、別部署と鉄道会社のつながりがあるので、競合がいても、提案を聞き入れてもらいやすい。

駅内外にある交通サインや町中にある公共サインと言えば、すぐに理解してもらえることを、単純にすごいと感じることが多いのだといいます。

瀬川「やりがいを感じる反面、営業を経験して大変だと思ったことは、駅構内の工事は利用者がいる時間帯には行えないので、終電の後の夜間工事に立ち会う必要があることですね。その際、エレベーターを勝手に使わないとか、シャッターを開けるときは必ず連絡するといったルールを覚えていくことも業務のひとつです。夜間工事立ち合いの翌日は午前休になるので、その点はバランスが取れていますよ」

その他にも看板の大きさ、蛍光灯の仕様、リニューアルの工事に関係して撤去したり新しく付けるものをひとつずつ確認していく調査もあるのだそう。

社内外を問わず、人との繋がりを大切にしたい

▲まずは一人立ちすることが目標

プライベートでは野球観戦や飲み会に参加するなど、メリハリがあります。前職の方とは今でも交流があり、仕事でもお付き合いのあった企業や業者の方に協力してもらえたり、飲みに行くことも良くあるのだそう。

瀬川「社内外問わず、人との繋がりを大切にしていきたいと思っています。今は一人立ちできていないので、先輩や上司に協力してもらうことや、前職の方を頼ることもありますが、 一人立ちした後も関わる方との繋がりに感謝していきたいです」

今の目標は早く一人立ちをすること。気づけば仕事が集まってくる先輩のように、「瀬川さんにだったらこの仕事任せよう」と言われるようになりたいと話します。

部署内では一回り以上年上の方が多く、経験が求められるので長く勤めている人が活躍しています。こうした経験や付き合いの長さの差を埋めていき、信頼関係を仕事で築くことを目指します。

上長が自分の道を表し示す灯になり、期待されていることを感じる瀬川さん。経験を踏まえながら、新しい道を切り開いていくことは、これからの頑張り次第ででいくらでも広がりを見せていくことでしょう。

表示灯株式会社: https://www.hyojito.co.jp/

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