求人のプロが転職!新しい世界に飛び込んで、未来の『こうなりたい』を見つけた。

求人のプロが転職!新しい世界に飛び込んで、未来の『こうなりたい』を見つけた。
全く異なる業界へ飛び込んだ横田さん。

株式会社トランジットジェネラルオフィス オペレーション事業本部所属の横田実夢さん。採用担当として、入社後1年半が経過した現在、驚きの進化を遂げている。

求人広告の営業からどうして全く別の業界に?

横田:営業時代は、お客様と深く関わるというより、ルーティンワークに近い仕事内容でした。それはそれで楽しかったのですが、もっとコミットし、1社1社と向き合うような仕事をしたいと思い、転職しました。元々は弊社のクリエイティブ・プロダクション事業部を希望していました。インテリアが好きで、空間デザインのような仕事がしたいと思っていました。実際、応募しようと思ったのですが、何も経験がなかったので…。しかも、クリエイティブ・プロダクション事業部はとても人気の部署なので、未経験からスタートすることはとても難しいと言われてしまいました(笑) でも、求人広告の営業経験を活かして、採用担当はどうかな?と、現在の職種のお話をいただきました。

考えもしなかった“採用担当”という仕事ですが、実際働いてみていかがですか?

横田:前職の求人広告の仕事も好きだったんです。お客様も採用のご担当者様や人事部の方がほとんどで、自然と興味があったという感じでしょうか。実際、採用担当をはじめてみて、今とても楽しいです。現在は採用担当として、新卒・中途・アルバイト全般の採用を任せていただいております。とても楽しいです。前職の経験も活かされていると思います。元々、求人メディアの知識があったので、とても仕事がやりやすいですね。

オペレーション事業本部での採用人数が多いイメージですか?

横田:オペレーション事業本部では、100店舗以上の飲食店を抱えているので、採用人数も大人数になりますね。最初は店舗名を覚えることだけで精一杯でした(笑) お店ごとに特色が異なり、当然スタッフのタイプも異なります。求めている人物像も多岐にわたります。全くの未経験だったので、もう本当に覚えることが多くて・・・。 3ヶ月程度でようやく慣れました。

面接などもされますか?

横田:面接は基本的には店舗にてマネージャーが行うので、私が面接を担当することは少ないですね。私が面接を担当する場合は限られていて、新卒採用の場合やオープニング店舗の選考会などが面接をする機会ということになります。

新卒メンバーが入社されたと思いますが、今年はいかがですか?

横田:4月の前半は入社式や研修があります。毎年80名ほど新卒採用しています。今年も多くの新卒が入社しました。元気いっぱいで、とてもキラキラしています。最近も3日間の研修を終え、入社式の時の顔と研修後の顔は全く異なり、キリっと引き締まっていました。これからが楽しみです。

求人メディアを取り扱う営業だった横田さん自身が、今度は求人メディアのユーザーになった。求人広告のどんなところに惹かれて応募したのだろうか。

横田:元々トランジットのことは知っていました。私の好きなお店すべてトランジットが運営していて、「このお店もそうなんだ!」って。ちょうど転職活動を開始したタイミングだったのですが、求人広告を見つけて、思わず応募してしまいましたね(笑) トランジットの求人広告を見つけたときはとても嬉しくて。その求人広告を見て、運営している店舗の詳細だけでなく、実際に働いてる方の様子など、充実した企業情報が記載されていて、自分が働くイメージもできました。

一度の転職活動で、複数社の面接を経験する方が大半を占めている中、横田さんはこの一社に懸けた。

横田:実は、転職活動ではこの一社しか応募していなくて、しかも内定までいただいて(笑) 『ここで働きたい!』という強い意志や明確な理由があったからだと思います。他は考えられないというか。私は日々新たなチャレンジをしたいと考えています。例えば“新卒だからこれは無理”だとか“10年この仕事をしているから発言できる”といった、年齢やキャリアによってできることが限られるような環境ではなく、入社1年目でも、“もっとやりたい”という声を受け入れて、任せてくれるような環境で、日々新しいことにチャレンジをしながら働きたいと思っています。弊社では、それが可能です。自分から手を挙げていけば、何でも任せてもらえる社風なので、私自身、入社1年半ですが、たくさん意見を出して形にしています。

自ら発信したことを形にする

  • ローキャリアの責任者

横田:現在、私は採用業務をメインで担当していますが、社内報の編集長を任せていただいております。自分から「やらせてください」と声を発して、やらせていただくことになりました。新卒メンバーが研修後に店舗へ配属になると、その後はその店舗の情報のみで、他にどんな店舗があるのか、どんなスタッフがいるのか、どんなイベントをやっているのか…などといった、会社全体の情報を得ることができないという意見を度々耳にしていました。

私自身、この会社のことが大好きなので、自分の店舗の情報しか知らないって、もったいないと思ったんです。弊社には自慢できる素敵なお店がたくさんあります。楽しいイベントも多数開催しております。その情報が会社の端まで伝わっていないということを何とかしたいと思いました。

昨年元々“紙”だった社内報をWEBに移行したのですが、WEBの社内報を通して、イベント開催のお知らせや、新店舗オープンの情報、輝いているスタッフの紹介などを発信しています。社内報は正社員だけでなく、アルバイトスタッフも見ることができます。もっと言うと、アルバイトスタッフには、社内報を通じて、もっともっと会社のことを好きになって、正社員になってもらえたらなと思っています。

他には、毎年1回“社内ベンチャー”というコンペのような行事があるのですが、「若手のメンバーにもぜひ実行委員に参加してほしい」ということでお声を掛けていただき、社内ベンチャーの実行委員もやっています。

  • 『じゃあやってみようか』の社風

横田:上司と言っても比較的若いので、カジュアルな雰囲気です。“若いから任せられない”とか“経験がないからダメ”という意見は全くありません。もちろん全部が通るわけではないですが、自分から手を挙げて「これをやってみたいです」と声を発していけば、任せてもらえる環境です。また、自分が提案したことが形になり、任せていただいて、結果が出たときはとても嬉しいですし、楽しいですね。

トランジットジェネラルオフィスが新たに取り入れた新卒採用の新たな手法

  • 新卒者の募集職種

横田:2020年度より、弊社で初めて新卒での“総合職”募集を行うことが決定しました。例年ですと、新卒採用の募集職種は、店舗でのサービス職とキッチン職の募集のみでした。そのため、大卒の方というよりは、調理系の専門学校卒やホテルスクール卒の方が多かったですね。もちろん弊社からも調理系専門学校やホテルスクールへ出向き、学校で説明会を開催させていただいております。新卒向けの求⼈メ ディアは、実は使っていなかったんです。“求人票”という形で直接専門学校へ採用情報をお送りしています。ただ、このような採用活動ですと、このご時世、採用が難しくなってきているのが現状です。そのため、今年から新卒採用の新たな“集客”方法を取り入れてみました。

  • 新たな集客方法

横田:弊社では今年から新卒の方に向けて、Instagramの公式アカウントを作りました。また、店舗を回るイベントをやってみたり、どれも新しい試みです。私個人の意見ですが、『SNSが新卒の方からの応募につながるのかな?』とか、『ここで説明会のネット予約をするの?』と思っていました。自分の就職活動を振り返ると、新卒者向けの求人サイトから説明会のエントリーをして、合同説明会に行って…という感じだったので。しかし、現代の就職活動は少し異なるようで、弊社の試みは想像以上の効果が出ました。驚くほど説明会のエントリー数が増え、逆に勉強になりましたね。

実はこのInstagram、横田さんの発案だそうだ。実績や統計のようなものもなかったため、最初は周りの反応は微妙だったようで、賛成意見は少なかった。今までと同じ手法での新卒採用が難しくなってきているので、時代に合った新しい手法を取り入れていかないと、採用は難しくなるばかりだと、熱意溢れる意見により、この新卒用のInstagramが誕生した。しっかり“反響”という結果を出し、会社からも評価され、次のステップへ進んでいる。

存在価値

  • 働くスタンス

横田:転職する前は、今の自分からは考えれないようなスタンスだったんです。当然、バリバリ働きたい!とは全く考えていませんでした。残業もしたくないですし、早く帰って休みたいという(笑) それが今も同じかと言うとそうではなく、転職してからは、とても忙しく、やることも山ほどあるのですが、それが逆に嬉しいというか、その中で新しいことにチャレンジさせてもらえることや、任せていただく仕事が増えるということに、気づけば喜びを感じるようになっていました。例えば、人前で話すことがとても苦手でした。でも今は、克服されて、逆に人前で話すことが楽しいと感じるようになりました。新たなスキルも身につけることができますし、もっともっと仕事をしたいと思っています。毎日がとても充実していて、仕事が楽しいと思える環境だからこそですね。周りのスタッフも会社のことが好きで、ポジティブに働いているということも⼤きいです。

  • イレギュラーな自分

横田:本社所属のスタッフは、95%の割合で店舗から本部へ上がってきた方ばかりなんです。基本的には、店舗でマネージャーやシェフを経験してからということになります。それが私は滅多に行わない中途採用で入社して、店舗勤務を経ずに、オペレーション事業部へ配属されました。そのため、入社時はアルバイト程度の飲食経験しかないので、ちょっと申し訳ない気持ちというか。でも今は、元々持っている求人の知識を活かして仕事をしているので、店舗のマネージャーからは「横田に聞けばわかるよ」「横田に相談すれば大丈夫」と言ってくださったり、私に相談してくださる方がたくさんいて、嬉しいです。

  • 横田さんに相談したいこと

横田:店舗のマネージャーさんは、日々店舗の運営をしながら求人の手配をしなければなりません。私自身、前職で学んだ“レスポンスをよく”ということを意識してて、店舗からの突発的な相談にもすぐに対応するようにしています。そこに対して店舗のマネージャーからは「横田さんはすぐに対応してくれるからありがたいよ」と言っていただいています。「ウチの店舗に合う求人メディアについて教えて」という相談も受けますが、適切なアドバイスをすることができるので、前職の経験や知識が活かされているなと毎日実感しています。

横田さんの『こうなりたい』ビジョン

  • 多くのことに関わる中で極めたいことを見つけたい

横田:採用業務のみならず、多くのことにチャレンジしていきたいと考えています。正直、これを極めたいという明確なものはないんです。いろいろやってみたいし、いろいろなことに興味があるからこそ、今後様々な業務に関わっていく中で、極めたいと思えるものが見つかるといいなと思っています。今も採用業務に限らず、マーケティング業務のアシスタントや、役員のアシスタントもやらせていただいていたり、新卒のビジネスマナー研修も担当しています。本当にたくさんやりたくて(笑) チャレンジ真っ最中です。

  • 長く働きたいところ

横田:現在産休中で近々復帰する方がいます。私も同じように今後母になったら、出産・育児休暇を取得して、また戻ってきたいなと思っています。近くには憧れの先輩がいるので、その先輩を目指して、まだまだ頑張っていきたいんです。そして、会社の期待に応えていきたいと思いますし、私を採用して良かったと思ってもらえるような仕事をしたい、そう思っています。何より、ずっとずっと長く働きたいという会社に出会えたことは私の宝物です。

憧れの先輩に相談。忙しい中、いつも優しく、時には厳しくアドバイスをしてくださるそう。

最後に聞いてみた。横田さんが大切にしていることは何だろうか。するとこんな答えが返ってきた。「私は毎日ワクワクしながら仕事をしています。だから、採用担当として、学生さん自身がこの会社で働くイメージをしてワクワクしてくれるような話をするように心がけています」だそうだ。そうすればもっともっと会社のことが好きな社員も増えるし、“仕事って楽しい”と思える社員が増える、と。ただただ真っすぐに、会社が好きで、仕事が楽しいと言える自分だからこそ、胸を張って学生の心に届く説明会ができるのだろう。横田さんのワクワクが未来のトランジットジェネラルオフィスを発展させると言ってもいいだろう――

株式会社トランジットジェネラルオフィス: https://www.transit-web.com/

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