「まず、やってみる」の環境で活きる、わたしらしい家の売り方

「まず、やってみる」の環境で活きる、わたしらしい家の売り方

東証一部上場企業ヒノキヤグループの一員として、「最高品質と最低価格で社会に貢献」の経営理念のもと、高性能なコンクリート住宅を提供する株式会社ヒノキヤレスコ。社名のレスコは【Responsible/信頼できる】、【Economical/経済的な】、【Substantial/頑丈な】、【COncrete/コンクリート】の頭文字からお客様が安心して暮らせる仕組みを提唱しています。2019年4月、入社2年目に突入した廣田明日香さん。持ち前の明るさや笑顔には、接した方に安心感を与える魅力があります。そんな彼女がなぜヒノキヤグループを選び定着しているのか、その理由を取材しました。

就活から入社まで、“わたしらしい”考え方

▲コンクリート住宅に配属されて、日々仕事を楽しんでいます。

大学時代にはマーケティングを勉強していた廣田さん。イベントの企画や広告制作、集客や管理など、今の職種とは全く異なる内容を専攻していました。就職を考え始めた時、人と接する仕事がしたいと漠然とした目標から、現在の住宅営業までを絞っていきました。

廣田「イベント企画を学生時代はしていて、人と話すことが好きでした。人と接することができる仕事って何だろうと考え始めて、アルバイトではできないような仕事がしたいなと思いました。マーケティングの経験を活かす広告業界や人材系も考えたんですけど、しっくりこなくて…。不動産も大変だろうとは思ったんですけど、あまり悩むことはなかったので、多くの企業を受けることはしませんでした」

就職活動がスタートする3月。周りの友人はエントリーシートをいくつも作成したり、インターンに参加、自己分析などをしているなか、動き出したのは5月。深く、早く始めることが自分には合っていないと客観視できていた為でした。彼女はいい意味でマイペース。「気づいたらここにいた」とあっけらかんと話すが、本能的にどのやり方が自分に合っているかを見極めていたのでしょう。

▲展示場の中は、今すぐにでも住んでみたくなる素敵な空間。

入社後2週間はホールディングにて研修があり、その後各部署に配属。ヒノキヤグループでは、職種や勤務地について希望が出せるのだという。

廣田「木造住宅かコンクリート住宅か、どちらがいいか希望を取られました。入社するまでは木造住宅のイメージが強かったのですが、どちらがいいかよりは通える範囲の勤務地を希望して、今のコンクリート住宅の展示場に配属されました。

住宅を買うことはこれまでの人生で経験したことが無いから、家ってどうやって買うんだろう?土地ってどうやって探したり決めるの?ローンってどうやってするの?融資承認って何?ってわからないことの連続でした。今ならイメージが湧くけれど、具体的に分からないことばかりでしたね」

木造住宅は沢山の競合があり、価格が材質によってピンからキリ。低価格を売りにしている企業もある。それに比べ、コンクリート住宅は軽量鉄骨メーカーなどが競合になります。素材の違いがある分、ライバルが少ないとのこと。客層も木造住宅とコンクリート住宅によって客層にも違いがあるそうです。

自由な環境だから生かせた自分の強み

▲わたしらしいやり方で成長していきたい。

入社してからの1年は、トライアンドエラーの繰り返し。廣田さんの配属先の展示場には『これをしなければいけない』というものを設けていません。ある程度は自由に、お客様と接する中で初めて直面する課題こそリアルな声。知識を詰め込むより、まずはお客様との接し方に慣れ、はじめてぶつかった壁を一つずつクリアしていきます。

廣田「分からないことは実際にやってみないと分からない。だからまずはやらせてみよう!というのが私の配属先の風土です。分からないことも、聞けば調べ方ややり方を教えてもらえるので、ほったらかしにならないですね。逆に分からないままにしておくことが一番お客様に迷惑がかかってしまうので。だから、そうならないようにがむしゃらに働いてきて、辞めたいと思ったことはありません」

仕事柄、宅建やファイナンシャルプランナーの資格取得をする方も多いが、今はまだ取得を考えていないという。そのスタンスは、学生時代から変わらず何とも彼女らしいものです。

廣田「同期は宅建、FPの資格を取っているし、兄も不動産関係の仕事をしていて、数千万のお買い物だから人生に関わることだし資格は取った方が良いよとも言われるんですが、まずは建物のことをしっかり知って、お客様と接することを大切にしたり、もっと知りたいことを勉強してから資格を取ることは考えたいです。そういった資格がないからと言って家が売れないわけではないと思うので」

同グループの中でも自由度が高い配属先だからこそ、そうした考えが浮かびやすい環境と言えるでしょう。

環境と言えば、この業界をテーマにしたドラマが放送されたこともあり、残業が減り、労働基準が整った代わりに、メンバーで仕事について話し合う機会が減ったという回には共感するのだそう。ただ、社内ではプライベートの話をしたり、朝に掃除をしたりするなど、コミュニケーション不足は感じないと言います。

決して押し売りをしない、人情派営業

▲お客様が気持ちよく過ごしていただけるよう、笑顔を絶やさない。

彼女が務める展示場では、所長以外はフラットで細かい役職があるわけではないと言います。役職を得ることだけがステップアップではありません。

廣田「今後の目指すビジョンは、お客様の気持ちを和ませられる存在になることです。家を買うときには大きな金額が動くので緊張からか、そっけない態度になるお客様もいらっしゃいます。私が接することで緊張をほどいてあげられたらなと思います。

それまで話を聞いてくれなかったお客様が、何かのきっかけで話を聞いてくれるようになって、『廣田さんが担当してから(お客様の)雰囲気が変わったよね』と先輩に言っていただけた際にはやりがいというよりも新しい発見をしたような感覚でした」


さいたま新都心展示場の所長は人柄にお客様がついている方。連絡をしていなくてもお客様が戻ってくる。グループの以前のお客様が遊びに来る。住宅営業じゃなくても何でも売れる方だと廣田さんは話します。

「住宅営業は家を売るものではなく、人柄で売るもの」という教えがあったからこそ、彼女自身もお客様に寄り添った接し方をしていきたいと言います。

廣田「この先なっていきたい姿は、ノルマがある仕事だから達成していくこと。同期には負けたくないし、これから入ってくる後輩には負けられない。上を目指すというよりは、自分に課せられたことを着実にこなしていきたいです。

目指す姿は所長のような、人柄にお客様がついてきていただける営業になることです」

マイペースながらもしっかりと確実に成長を続けてきた廣田さん。2年目を迎えた今年、初めての後輩ができ、負けられないと話す彼女は、先輩や所長の姿にこれからも影響を受け成長を続けていくことでしょう。また同時にこれからは今ある知識を与えていく側になり、彼女のような社員が育っていくことは、この記事を読んだ方なら容易に想像できるだろう。

株式会社ヒノキヤレスコ: https://www.rescohouse.co.jp/

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