やっと出会えた二つの夢が叶う場所。ワーキングマザーが選んだバイリンガル幼児園。

やっと出会えた二つの夢が叶う場所。ワーキングマザーが選んだバイリンガル幼児園。

バイリンガル教育・知能教育・運動指導・職業体験を軸とした、新しい保育の形を提供するKids Duo International。ニッケコルトンプラザ市川園をフランチャイズとして運営している株式会社ニッケライフでは、すべての事業が子どもたちと直接触れ合うサービスを提供し続けています。2019年4月に開園されたばかりの同施設にて、子育てと仕事の両立を楽しむ保育士の松島ちはるさんを紹介します。

求めていた英語に触れられる環境

▲園内には職業体験コーナーも。こだわりの内装があります。

同施設ではバイリンガル教育を中心に、未来の国際人を生み出す土台づくりを育む【バイリンガル幼児園】という新しい保育のあり方を提唱しています。

以前より保育士として活躍している松島さんは、幼少期からの夢と学生時代に芽生えた夢を同社に入社したことで手に入れることができました。

松島「幼少期は同じマンションのさまざまな年齢の子に遊んでもらっていて、私自身も年下の子たちと遊んでいたので、小さな子どもや人と関わる環境も好きだなと感じていました。子どもの頃のアルバムを見返すと、七夕の短冊に『ようちえんの先生になりたい』とお願いしていて、その頃から私の夢は今と変わらないんだなって思いますね。

ただ、ずっと夢が変わらなかったか?というと、そうではなくて…。高校の頃にホームステイのプログラムに2カ月間参加したことで、外国の文化に触れることが面白いなって感じたり、違う国の方でもこんなに心が通じ合うことができるんだなって15歳ながらに感じましたね。世界が広がったと感じましたし、英語に興味を持つきっかけになりました。そこからグランドスタッフや旅行関係など英語を使う環境に身を置きたいなと感じることも沢山ありました。」

当時通っていた大学では保育学科を専攻し、勉強していく中でやはりこの道に進みたいという決意をすると共に、学部外の英語の授業も取ることで英語圏の方との繋がりを持ちたいという思いも胸の奥に秘め続けていたのだといいます。

大学を卒業してからは、幼稚園教諭を7年続け、結婚と妊娠を機に退職。その後、認可保育園で保育士として仕事復帰します。

松島「幼稚園を退職した際は、自分の子どもを自分の手で育てて成長を見たいという思いがありました。子どもが3歳になるまでは専業主婦をしながら、この時間を大切にしようと育児を楽しんでいました。

子どもが3歳になって幼稚園に入園してから1年が経った頃、幼稚園の行事の流れは大体見えてきたなと感じて、仕事をそろそろ再開したいと思っていたタイミングが合って、たまたま近所にできたばかりの認可保育園で働き始めました」

認可保育園で働き始めて2年が経った頃、Kids Duo Internationalニッケコルトンプラザ市川園の募集に出会います。幼稚園教諭から専業主婦、そして認可保育園の保育士を経て、保育士資格が活かすことができ、求めていた英語に触れられる環境に、「やっとたどり着いた」と感じたのだといいます。

自分のスキルアップを目指して—ワーキングマザーの転職

▲海外の方と働くことで、自分自身の成長にも期待して入社

同施設との出会いは、たまたま訪れたニッケコルトンプラザで募集チラシを目にしたことから始まります。興味を惹かれ、また求人媒体でも募集を見つけたことで応募を決意しました。ただ、転職を決めた際に子育てをしながら働くことができるかという不安も同時に感じたのだそう。

松島「夫の出張が多かったり、子どもの迎えの時間があったり、ライフスケジュールの点で採用していただけるかを不安に感じていました。面接の際に相談してみると『みんなそういう時期はあるから、安心して働いてほしい』と返していただけたときに、ここで働きたいと感じましたね。実際働かせていただく中でも、みなさんに協力していただけているので助かっています」

募集されていた保育士は語学力は必要ないものの、バイリンガル幼児園という点から、転職フェアなどでは敷居が高いと感じられることもあるのだそう。そんな中でも同社に興味を持ち、海外の方と接してきた経験があることでネイティブティーチャーももっと仕事が楽しく感じられそうだと松島さんに期待されたのだといいます。

これまでの経験や面接の際の話し方、人柄を含め、子どもたちに安心感を与えてくれそうだと採用されました。松島さん自身もこれまで働いたことのない環境に胸を躍らせました。

松島「海外の方と働くことに興味があったので、ネイティブティーチャーから沢山学べる事があればいいな、自分の英語スキルも伸ばしていけたらいいな、と刺激的で魅力的な環境にワクワクしました。

2歳という年齢から、英語だけでなく魅力的なカリキュラムがある中で、子どもたちがどんな風にそれを習得して成長していくかを一番見れる環境なので、今まで経験できなかった部分が沢山あるんだろうなと期待感もありました。面接官の方と何度かお話しさせていただく機会があって、その方々の人柄に触れる度、こんな方々と一緒に働けたら楽しそうだなと入社を決めました」

魅力的なカリキュラムで感じる子どもの成長

▲2階の中庭は120坪の広さ。夏にはプールを出して遊ぶことも。

幼稚園教諭時代、時間で区切られている子どもたちの生活を経験したことはあるものの、1週間のカリキュラムが具体的に決まっている環境は初めてだったので、入社したばかりの頃からは刺激だらけの毎日。

各クラスに割り振られたネイティブティーチャーが英語を担当し、【Ninjaあそび】と呼ばれる運動指導は体操の先生が担当、日本語の授業や生活面は保育士が担当と、割り振りがしっかりとされています。年齢によってやクラスによっても毎日のカリキュラムが異なるので、子どもたちが飽きないように工夫されているのだといいます。

2019年10月現在、松島さんが担任しているのは2歳児の一番小さい子どもたちのクラス。入園したばかりの頃は、泣いてばかりいる子どもたちにもカリキュラムは決まっているので、どれだけ効率的に、一番いい方法で子どもたちに伝えていけるだろうかと、少し苦労することもありましたが、子どもの吸収力に驚かされることが多かったのだそう。

松島「さまざまなカリキュラムがある中でも、英語の吸収力が客観的に見ていても分かりやすいですね。日本語もたどたどしい子どもたちが泣いていても単語を覚えていたりして、急にリンゴを指さして『apple』って言った時は本当に驚きました。私たちが『すごいね、言えたね!』って褒めてあげた時の嬉しそうな姿を見ると、達成感も感じられて、このタイミングが成長の時なんだなって感じられますね。

Ninjaあそびの時間とクラスで学ぶ時間がきっちり分かれている分、お部屋を移動することで気持ちの切り替えにもなるので、環境を整えてあげることで自然に伸びていく子どもたちの力を、何度も目の当たりにしていて勉強になっています」

4月には泣いてばかりだった子どもたちが、ふいに単語を覚えていたり、手遊びひとつでも自然に集まれるようになっていたり、お友達と嬉しそうに関わっている場面を見ると成長ややりがいを感じています。子どもと接する際に心がけているのは安心できる場所であることと気持ちの切り替えをすることなのだとか。

松島「心が落ち着いていないと集中できないし、土台作りがちゃんとされていれば色々と吸収できると思うので、まずは安心できる環境にしたいなと思っています。

朝来た時には『待ってたよ!』『おはよう!』と声を掛けたり、ウォーミングアップとして自由遊びをしてから『じゃあ始めよう!』と気持ちの切り替えもできるように心がけています」

グローバルな環境が生む、枠に捉われない保育

▲ママとして、保育士として、日本人として。さまざまな観点から見る保育。

保育士として活躍しながらも、ママの顔も持ち合わせている松島さん。ワーキングマザーとして、日々子どもの送り迎え、仕事、家事と奔走する毎日を送っています。自身が子育てを経験したことで、保護者の方の気持ちにも寄り添えるようになりました。

松島「この仕事だから気付けたのかもしれないですが、自分自身が子育てをしたことで24時間の大変さが分かって、お母さんたちってこういう思いだったんだなってことを感じたので、出産前と出産後では向き合い方が変わりましたね。お母さんの気持ちに共感できたり、悩みのイメージは湧きやすくなりました。子どもの成長について悩みを聞くこともあるのですが、『何とかなりますよ』ではなく、『その年齢ならそういう子もいますよ』って安心させられるようになりました」

また一方で、家庭の事情でお休みをいただく際には、同社の理解が深いと感じられる環境に感謝の気持ちも感じています。

松島「子どもが熱を出してしまったり、体調不良でお休みの方がいるときも、みんな快く『しっかり休んで』と温かく受け入れてくださるので、そのときには心の繋がりを感じて、ありがたくて働きやすいなと感じます。

小規模園や1人担任だと、より休みづらかったり代わりを探さなきゃと気を遣うこともありますが、ここは先生の数も余裕があるので代わってもらいやすいですし、逆の立場の時には私も代わってあげたいなと思います。人間関係の良さに働きやすさを感じます」

同社で働く先生方は明るい方ばかりで「ありがとう」が飛び交う空間。季節のイベントは、クラスごとの出し物をみんなで時間を作って準備し、成功した日には達成感と団結力を味わえたのだそう。

クラスのネイティブティーチャーは、「今までの職場で一番楽しい。朝になると、さあ行くぞ!とやる気が湧いてくる」と話してくれるのだといいます。同様に松島さんもこの環境に毎日楽しいと感じていて、同じ気持ちで働ける仲間がいることや、さまざまな文化を感じられることも魅力だと話しました。

松島「保育業界は専門的で狭い世界になりやすいけれど、バイリンガルの先生や文化の異なる先生がいることで、いろんな視点からアイディアが出てくるので、固定概念に捉われることなく、世界を広げられる。保育の専門書ができる前って、こうしてさまざまな模索があったんだろうなと改めて知っていくような感覚です」

日本の枠にはめ込まない、オンリーワンでボーダーレスな保育。子どもたちと同様に、常に学びの姿勢でいられることで、諦めていた英語環境に身を浸すことができた松島さんは、働く喜びを胸にこれからも子育ての両立を楽しんでいきます。

株式会社ニッケライフ:https://nikkelife.com/

Kids Duo International ニッケコルトンプラザ市川園:https://www.kdi.ac/access/ichikawa/

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