千葉県で知らない人はいない?!地域“超”密着型の不動産会社。ここで活躍中の元チアリーディング部のリーダーが振り返る、学生時代から今日までのこと。

千葉県で知らない人はいない?!地域“超”密着型の不動産会社。ここで活躍中の元チアリーディング部のリーダーが振り返る、学生時代から今日までのこと。

千葉県民なら一度はラジオで聞いたことがある『セナリオハウス』。『セナリオハウス』は広島建設株式会社が手掛けるブランド。“超”が付くほど地域に根差し、 『すべての人から愛される会社であり続ける』という経営理念のもとCSR(企業の社会的責任)の一環として様々なことに取り組んでいる。地元で選ばれ続けるこの広島建設で未来の戦力を発掘し続けるのは、“経営企画部 人財開発室”。2017年、新卒入社の赤津綾夏さんは同部署で選考を担当している。赤津さんはどうしてこの会社を選んだのか…。広島建設の魅力に迫る。

千葉県柏市にあるオフィスでお話を伺いました。

広島建設との“縁”

赤津さん:「私は元々大学でチアリーディング部に所属しており、そこではリーダーを務めておりました。広島建設との出会いは、既に就職活動を始めており、他の企業から内定もいただいていたタイミングでしたね。ある日、体育会系の学生を集めた就活イベントに参加し、当時の採用担当の方とお話する機会がありました。ただ、建設業は全く見ていなかったので、正直最初は興味がなかったんです。

そのイベントの2週間後に大きな大会を控えており、なかなか会社まで足を運べずにいました。そんな時、わざわざ大学まで会いに来てくれたのが、のちに一緒に仕事をすることになる先輩です(採用担当)。業界というよりも“人”にひかれて、気付いたら面接の予約をしていました。この人達と働いてみたいと思ったのが広島建設でした。」

面接を受けに初めて千葉県柏市へ

赤津:「実は私の地元は福島県に限りなく近い茨城県の田舎です。珍しいことかもしれませんが、都心で働くということに全く憧れがなかったんです。茨城で生まれ育ったので、できれば地元で働きたいというのが正直なところだったのですが、さすがに田舎なので企業の数も少なくて・・・。そのため、就職活動では都内の企業へ面接を受けに行くことも多かったです。内定をいただいていた企業も東京でした。せっかく内定もいただいていたので、『少し東京で頑張ってみようか・・・』と都心で働くことに納得しようとしていました。そんなタイミングで広島建設へ面接を受けに初めて千葉県柏市というところへ降り立ちました。 まず、最寄駅の改札を出て思ったことが、『あ、ほっとする』でした(笑) 茨城県に似た景色だなと、それだけで安心したことを覚えています。」

いざ、広島建設へ!

赤津さん:「実際ここ(今インタビューをしている場所)で面接を受けましたが、やはりイメージ通りでした。『一生に一度の大きなお買い物のお手伝いができるなんて、ステキな仕事だなぁ』と思っていたので、迷いはなかったですね。私はここで働くんだ!と確信しました。無事内定をいただき、広島建設へ入社しました。最初の2ヶ月は研修を受け、配属先はその後言い渡されます。2ヶ月の間、社会人としてのマナー研修や社内のルール、社会人1年目にとってはどれも新鮮で、研修期間も楽しく過ごせた記憶があります。」

配属先決定。・・・え!?どういうこと?

赤津:「新卒メンバーは入社後2ヶ月は研修がメインなので、配属先に関する話はしません。新卒メンバー同士で希望の配属先について会話することはあっても、会社側から、どこの部署が向いてるねなんて話は全くありません。しっかりと研修を終えた後、配属先が告げられます。私は元々営業職を希望しており、就職活動でも営業職メインで面接を受けていました。チアリーディング部でもリーダーとして頑張っていたので、その経験を活かして営業職として頑張っていきたいと考えていたんです。建築系の学部を卒業したわけではないので、不動産に関する知識などはほとんどありませんでしたが、自分は営業なんだと勝手に決めていたので(笑) 実際、研修期間終了後に配属先が告げられました。『明日から経営企画部ね。人事だよ。』と。頭の中もおそらく顔も『ん???』でしたね(笑) 『ケイエイキカクブ?ジンジ?・・・はて。』そんな感じでした。希望もしていなければ、イメージもできない、自分が今度は採用の立場になるなんて、考えたこともありませんでした。」

▲学生さんだけでなく、業者の方との打ち合わせもこなす赤津さん。

新卒の集客がミッション

赤津:「とにかくやるしかないですからね(笑) 努力をしました。たくさんの学生さんに会い、弊社の魅力を語り、興味を持っていただき、1人でも多くの方に面接を受けていただく。それが私のミッションです。そのため、合同企業説明会や各大学へ出向いたり、ほとんど外に出ています。私は学生さんと年齢も近いですし、つい最近まで私も大学生で就職活動をしていたので、より学生さんの立場に近く、気持ちがわかるのではないかな?と思っています。」

毎回反省

赤津:「新卒向けイベントに出向くたびに、その都度感触が異なります。学生さんとこちらの温度感が違ったり、ハマらなかったかな?とか。学生さんの反応を見て響いてなさそうだなと感じることもありまkす。そうなるとやはりその後の連絡でも繋がりが悪かったり・・・。毎回反省して、次に繋げていっています。」

自分が会社の代表であることの戸惑い

赤津:「私自身、元々建築系の学部ではなかったですし、不動産系に絞って就職活動をしてこなかったので、人事担当としての戸惑いみたいなものはありました。そんな自分が新卒向けイベントなどでは、会社の代表として出向いていくわけなので、こんな自分が話しちゃっていいのかなって。手ごたえをなかなか感じられないときは、ちょっと自信がなくなることもありました。」

背中を追いかけていた先輩が退職。つい最近味わった挫折。

赤津:「まさに、私のことを口説いてくれた先輩です。これまではその先輩にすぐに質問したり、プライベートな話をして盛り上がったり、私が困っていたらすぐに助けてくれる、いつもそばにいてくれる先輩だったのですが、少し前に退職してしまいました。もちろんネガティブな退職ではなく、キャリアアップを目指した退職です。とても喜ばしいことです。先輩がいなくなった分、私頑張らなと!って、そう思いました。ですが、その日から記憶もなくなるほど多忙を極めました。わからないことを気軽に聞ける相手がいない、先輩が対応していた業務も私が対応しなければならない、まだまだキャリアが浅い私にとって、試練のようなものでした。抱える業務を全部会社へ置いたまま、合同企業説明会へ飛び出していきます。 合同企業説明会が終われば急いで帰社し、手を付けられていない業務を順々に捌いていきます。弊社はパソコンが決まった時間になると勝手にシャットダウンされてしまうんです(笑) なので、帰社してもほんの少ししか残務はできないのですが、できるだけその日のうちに何とか捌けるだけ捌いていかないと、次の日も大学への訪問等、予定が詰まっているので、どんどん未処理のタスクが増えてしまうんです。遠い場所への外出だと、カフェで仕事をすることもありました。捌いても捌いても減らないタスク。これでうまくいくのかという不安。今振り返ると、入社して初めての壁だったのかなと思います。」

「私が投げ出せばすべてが終わる」

赤津:「この時はちょうど人事にとって繁忙期ともいえる時期でした。それが重なってしまったんです。ここで手を抜けば、来年の新卒採用は実現しない。会社が求める人材を集めることはできない。私がここで投げ出せば、会社の発展はない。たとえ業務過多であっても、その意識だけは見失うことはありませんでした。膨大な業務量に気が滅入ってしまいそうだったというのが正直なところです。心身ともに疲れてしまい、休日は寝てばかりでした。でも、それがあったからこそ、今の自分があるのではないかと思います。いつまでもそばに先輩がいて、些細なことも先輩に頼り、確認し、きっとそのままではいつまでも一人立ちすることはできなかったのではないかと思います。その経験があったからこそ、今ではちょっとくらい業務量が増えてもタスク処理能力がアップしたので、そんなに驚きません(笑) 正確にスピーディに対応できるようになりました。オフシーズンには、しっかり定時で退勤し、休日にはホットヨガをして、公私ともに充実しています。」

挫折とも言えるこの経験。試練を乗り越えた人間だけが見ることのできる景色なのだろう。そんな赤津さんが今後どのようになっていきたいのか、聞いてみた。

赤津:「新卒向けイベントや合同説明会などでは、『学生さんと人事担当の人』という関係性だったのが、内定後は同じ会社で働く仲間になります。その新卒メンバーが“赤津さんみたいになりたい!”と、社会人としての魅力を感じてもらえるような仕事をしていきたいです。また、新卒メンバーにとっても入社前からの顔見知りなので、話をしやすいのは私なのかなと思います。私もその子たちの性格だったり、長所を知っているつもりなので、相談を受けることもあったりします。入社後の関わりも大切にして、後輩となる新卒メンバーのお手本になっていきたいです。」

▲仕事の合間に新卒メンバーに相談を受ける頼もしい先輩

入社して3年。こちらが「赤津さん自身はどうなっていきたいのですか?」と問いかけない限り、自分自身の“欲”のようなものは口にしなかったのが印象的だった。あくまで人事として、自身に与えられたミッションを遂行するということ、そして、未来で仲間になる後輩たちのために…ブレない強い意志を感じた。それでも最後に聞いてみた。あなた自身、どうなっていきたいのですか?と。すると、“うーん…”と一呼吸おいて、このようなビジョンを話してくれた。

赤津:「会社の将来を見据えて、新卒の採用市場が厳しいと言われている中でも、毎年しっかり質にこだわり、定数を採用していきたいと考えています。会社から社員からも『採用は赤津に任せておけば大丈夫だよね』と認めてもらえるような存在になっていきたいです。いずれ役職を持ち、リーダーとして部下をマネジメントしていくということにも興味があります。そのために、まずは自分自身の成長を止めないことだと思います。」

今日も赤津さんは“ダイヤモンドの原石”を探す旅に出発する。自身の熱い思いを胸に、会社の未来を思い描きながら…。

▲こちらはオフィスと併設されているショールーム

広島建設株式会社: https://www.hirosima.co.jp/

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