期間限定人事総務。本社の業務を通じて考える、分岐点の先

期間限定人事総務。本社の業務を通じて考える、分岐点の先

求人広告代理店のみならず、オウンドメディア《Hitocolor》や《Up Trend Career》、無料の退職代行サービス《ネクステ》など、【人】にかかわる事業展開を行う株式会社UT・キャリア。さまざまな事業を行う一方、自社の【人】に深く関わる人事総務部で新たな挑戦を始めた杉田美紅さんを紹介します。

これから大きくなる会社。期待を胸に入社

▲社員の仲の良さを原稿から感じて応募

前職では大手の大手不動産系企業で事務職を担当していた杉田さん。主に営業のサポートをされていたといいます。

杉田「メインのお仕事はマンションの総会などに持っていく書類や、毎月制作され居住者様に配布される月次報告書の準備、マンションに勤務されいる方のサポートをしていました。

マンションの契約更新リストの作成なども行っていて、業務事務というポジションでしたが、その枠に捉われずに様々な部署のお手伝いをしていたので、会社の中の【なんでも屋さん】のような部署でした」

自分の担当部署にこだわらずその場その場で忙しい部署の手伝いをすることが多かったという杉田さん。さまざまな方と接しながら業務にあたっていたこともあり、UT・キャリア入社のきっかけは求人原稿からでも伝わる親近感や雰囲気の良さに魅力を感じたからなのだそう。

杉田「面接を受けた時は大阪支社ができたばかりの頃です。まだまだこれから大きくなる会社ということもお聞きして、とってもワクワクしました!自分もそこに加わってみたいという思いがあり入社を決めました。

入社を決めた1番の理由は、求人原稿を読んだ際に文字からも写真からも親近感や社員さんの仲の良さが感じられたので、仕事はもちろん、それ以外でも楽しく仲良くできる環境だろうなと思ったことです」

求人原稿では給料や年間休日も気にするものの、それよりも大切にしたいのは会社の雰囲気。1人で黙々と作業することよりも周りと協力しあいながら仕事をしたいと思い、原稿の内容や面接の際に実際に会社の雰囲気を見て決めようと思っていたといいます。

なんでも屋さんが評価され、広がった仕事の幅

▲キックオフパーティーにて、一緒に頑張ってきた関西メンバーと

入社してからは申込書や見積書の対応をする傍ら、支社にはいない人事や総務の仕事も兼任して行っていたそう。前職で経験した【なんでも屋さん】を活かすことができました。

杉田「大阪支社では総務もいなければ人事もいないので、申込書・見積書の確認をしながら備品の発注や名刺の残数チェックなど総務的な業務、大阪支社と京都支社の応募者の対応をメインに行っていました。

大阪支社は思考回路がみんな一緒でノリがよくて、本社と違って営業と事務が同じフロアにいるので、大変そうにしているメンバーがいればサポートしてあげられるのが良さですね。サポートしやすく、されやすい環境です。

目の前に営業さんがいるのでキャンペーンについて質問されると頼られていると感じて嬉しかったです」

お互いが支え合う環境は、見積書の作成ひとつでも感じられて印象に残っているそう。

杉田「大阪支社では申込書や見積書の書類をみんなで一緒に作るんです。誰かが言い出したとかではなくて、気付いたらそうなっていました。(笑)入社したての営業さんは、作り方が分からないので説明しながら一緒に作るんですけど、気付いたら先輩の営業メンバーが隣にいて『ここ違うんじゃない?』とアドバイスをくれたりします。この環境は大阪支社ならではかもしれないですね。」

大阪支社のバックボーンを支える役割となり、働きやすさを感じていた折、2019年6月に杉田さんは急遽異動することになります。大きな理由としてはそれまで本社の人事総務を担当していた方の退職。しかし、それが決まる以前から執行役員や人事課長から声がかかっていたといいます。

杉田「『本社においでよ』と、よく人事課長や執行役員からは冗談っぽく言われていました。5月に入って人事総務の方が退職されることが決まって『本当に来て欲しい』と初めて言われたので『期間限定なら…』と異動することを決めました。本社の方が沢山の業務があって、自分のできることを広げられるという期待感がありました。

実際に本社に来てみて感じたのは、圧倒的に忙しいということですね。大阪では営業アシスタントの業務をしながら、総務的な業務もしていて充実感がありましたが、今は基本的に人事総務の業務が中心で、1つの業務なのにあっという間に時間が過ぎて1日が終わってしまう。でも、忙しい方が好きなので残業が苦じゃないと感じるくらい充実しているな、と思います」

また、キックオフパーティーやリモートで接してきた大阪支社から見える本社と、実際に中に入ってみて感じるものは全く印象が違っていました。思っていたものとはいい意味でイメージが覆されたのだそう。

杉田「本当にみんなイメージと違いました!執行役員は真面目な印象があったのですが、話してみたらとってもお茶目な方。でも、いざというときに頼りになる。大阪にはそうした役職者がいなかったから、何を言っても頼れる存在の人がいるのはいいなと思いましたね。

事務職のメンバーは女の子らしいイメージだったけど意外と体育会系だったり、営業さんは大阪にいた頃に見積書の間違いで電話で注意されていたり、話したことがない方ばかりで正直怖いなあ…って思っていたけど優しかったり。キックオフパーティー以降で会うのは2回目なのに、そんなことを感じさせないくらい話しかけてもらえたので一瞬で馴染めました。社長も毎回面白くいじってくれて、いやすい空気を作ってくださるので嬉しいですね」

どちらの拠点も好き。自分の成長を信じて

▲東京本社のメンバーとも1週間足らずで馴染みました

期間限定の異動から約1ヶ月。キャパオーバーしない限りは自分にできる仕事は断りたくないという杉田さん。さまざまな業務を対応することで自分の幅を広げるチャンス。頼まれた仕事は全うしたいと語ります。

新しい人事の業務にも慣れてきた最近、このまま本社に残るか、大阪支社に戻るか。今後の人生の分かれ道にちょうど今立っています。

杉田「このまま東京にいて自分の幅を広げて頑張るか、関西に戻ってみんなをサポートできるようになるかを選ぶことはできるけど、どっちがいいのかはまだ分かりません。拠点ごとの良さがあるから選べないし、両方できればいいのに…って思います。

今は本社で営業アシスタント兼人事の求人が始まったので、自分の場所を取られちゃうみたいで寂しいけど、大阪で営業アシスタントの募集が始まっても寂しい。本社の愛社心の強さも、関西のノリの良さもそれぞれに魅力を感じます」

まだ、1ヶ月。されど、1ヶ月。こうして悩むのも無理はありません。場所が変われば人が変わるように、他支社とは違う魅力は中に入って初めて感じるのです。あと1か月後、杉田さんがどんな決断を下すかは誰にもわかりません。

ただ、どちらにせよUT・キャリアで頑張りたいという思いに違いはありません。

杉田「これからはみんなの役に立つ存在になっていきたいと思っています。『どんな仕事がきても最後までちゃんとやり切ってくれるから、杉田さんなら安心して仕事を任せられる』と思ってもらうには信頼がないといけないことだと思うので、一緒に働く人みんなに信頼されていきたいです。 オールマイティーに、人を挟まずに仕事が完結できるようになりたい。

今はまだ人事になって1ヶ月なので、不慣れなこともあって迷惑をかけることもあるけど見守ってもらえることが嬉しい。 未経験ではあまり経験できない人事という立場に就かせていただいたので、より深く採用に携わってみたいですね」

クレドには『働くことにワクワクし、毎週月曜日に会社へ行くことが楽しみになっている。笑顔溢れる世の中を創り上げるのが私たちの使命です』と記載があるように、杉田さん自身が毎日の仕事にワクワクしている。どこにいても受け入れる風土に未経験でも何かしらのサポートを感じられると語りました。

自分の成長を信じて、そして支社の枠を超えて気軽に話しかけられる存在になりたいという彼女が、もう既にそんな存在に成長していることは秘密にしておこう。

株式会社UT・キャリア:https://ut-c.co.jp/

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