健康の維持は未来へつながる。さまざまな人と関わることで得た、人対人のコミュニケーション

健康の維持は未来へつながる。さまざまな人と関わることで得た、人対人のコミュニケーション

【サービスや商品を通じ、人の未来大きくする】【仕事を全力で楽しみ、仲間/自分の未来を大きくする】【日本の未来を大きくすることに貢献する】この3点を経営理念に掲げ、日本、延いては世界規模でスポーツを通じた健康の維持を目指す株式会社フュービック。現在はストレッチ専門店『Dr.ストレッチ』、岩盤ヨガスタジオ『0yoga』『d-ja』、ストレッチ・ヨガスクール『MGA』の運営を行っています。今回は、そんな株式会社フュービックでエリアマネージャーを務める吉田愛佐さんが仕事や社員に対する思いを語ります。

入社からエリアマネージャーまでの道のり

▲アルバイトからスタートしたフュービックでのキャリア

これまでにアパレル業界や美容業界、営業カウンセリングなどを経験し、入社前の1年間はフリーターとして働いていました。正社員の仕事量に比べ、業務内容がシュリンクし、物足りなさを感じたのだとか。

吉田「会社の中で大きな役割と責任を持っていた頃とどうしても比べてしまって…。当時25歳だったので、最後の転職だと思って仕事を探そうと決めて転職活動をはじめました」

転職活動をしていた当時はDr.ストレッチが関西に進出するために大阪で1号店がオープンする頃。求人情報も今ほど多くはなく、情報収集のために説明会の問い合わせをしたことが入社のきっかけでした。まずはアルバイトとして入社。そこにも吉田さんなりの考えがあります。

吉田「入社を決めた当時はまだフリーターだったので、4つのアルバイトを掛け持ちしていました。すぐに辞められなかったこともありますが、年齢的にも失敗したくない、しっかりと見極めて働きたいという思いがあったんです。

入社後の 技術研修や接客研修 、取締役の話を通して『この会社で頑張りたい!』という気持ちが強くなり、正社員になりたいと伝えました。社員になるには業績などのコミットが必要かどうか、アルバイトと比べてどれだけの数字を出せばいいのかなどを積極的に質問して、それから社長面談を経て晴れて社員になりました」

Dr.ストレッチの正社員になって初めて店舗に出たのが2013年12月末。難波店がオープンしたばかりの頃は、知名度も低く朝から晩までビラ配りをしていたのだといいます。軌道に乗り始めたのはそれから半年ほど。その頃に難波店の店長の勧めもあり、2014年6月にイオンモール京都店の店長へ昇任しました。

こうした昇格の早さは、フュービック独自の立候補制度にあります。目標ノルマの達成や店長になりたい理由、どんな店舗づくりをしていきたいかをプレゼンし、採用された方が店長に就任できるそう。

吉田「店長は一日一日が本当に楽しかった!オープンしたての頃は苦戦することもあったけど、良いメンバーに恵まれました。マネージャーになるまでの1年8カ月の間に5名の店長を選出して、みんなががんばって結果を出そうと目指してくれました。

難波店立ち上げメンバーとして苦しい時代を乗り切ったことや、店長を輩出したことなどを評価していただいてエリアマネージャーにならないかと声をかけていただきました」

エリアマネージャーになって感じた苦悩と喜び

▲当時一緒に働いていたスタッフの方と久々に再会

エリアマネージャーになって初めて担当したのは関西エリアの11店舗。1店舗平均は11名。120名近くのスタッフのマネジメントをすることに苦労したのだそう。

吉田「スタッフとのコミュニケーションの質が悪くなったり、全員を見きれなくてキャパオーバーになった時期がありました。ちゃんとみんなの声を拾えてない、自分が思っていることをかみ砕いて伝えないといけない部分をただ投げているだけになってしまったり苦労した部分もありましたね」

こうした苦悩や失敗からブラッシュアップし、翌年はほぼ同じ数の店舗を担当しても戸惑うことがなかったといいます。

吉田「免疫が付いたのかな?マネージャー2年目では新店舗オープンに携わることもあったので、自分が面接したり、研修中に接したことがあるスタッフもいて、 スタート時の関わりを増やしていくことによってコミュニケーションが取りやすくなりました」

エリアマネージャーになって現在4年目。2018年末には東京へ拠点を移し、最近では、2019年4月にオープンした新百合ヶ丘店の立ち上げに携わりました。

プレオープン期間では、スタッフ一丸となって試行錯誤を繰り返しながら備えていきます。表情、落ち着き具合、お客様への接し方の変化は初めの1週間が最も感じられるそう。

吉田「プレオープン期間の1週間で、いかに自信を持たせてあげられるか、仕事の楽しさを感じさせられるかが重要です。私がサポートしたとしても、1回自分でできたという成功体験を感じさせてあげられれば、次からはサポートなしで頑張ろうというやる気にもつながる。どんな風に不安を乗り越えながら変わっていくかが目に見えて分かるので面白いです。

人の成長を感じられることが今のやりがいです。自分の元で働き始めた頃はまっさらな新人だったスタッフが店長になって、朝礼している姿を見ることが一番感動する瞬間ですね」

発展途上国にスポーツを広める【FUTURE CANVAS】という取り組み

▲第9回実施に向けて活動中!

吉田さんの業務は幅広い。店舗の運営管理以外に現在携わっているのは社会貢献部門。インドネシアを拠点とした途上国にスポーツ用品の寄付や指導を行う【FUTURE CANVAS】と銘打った、子供たちの未来を作るスポーツ貢献活動です。

発展途上国では、道具が必要なスポーツは高価で買えなかったり、グラウンドの整備ができないなどの理由で部活動があまり盛んではありません。スポーツよりも家の手伝いをしなければいけない、勉強したいという子供が多くいるのが現状ですが、スポーツに打ち込むことや将来の目標ができることで軽犯罪の抑制にもつながるのだそう。

吉田「現在行っているのは野球キャラバン。2016年から8回開催され、使わなくなったボールなどをお客様から寄付していただいたり、スタッフたちの母校から道具を譲っていただきインドネシアの各地域の子供たちのもとを回っています。

Dr.ストレッチで働いている方の多くが学生時代にスポーツをしていて、大学までアスリート並みに取り組んでいた方ばかり。その中で、野球経験のある方たちが少しでも野球に携われれば、日頃頑張って働いてくれているスタッフたちに何かチャンスを、と社長が創り出してくれた活動です」

元々はナショナルチームの帯同として、大会の際の指導をしてほしいという依頼でしたが、社歴に関係なくスタッフたちが経験を活かして輝ける場所を作っていきたいという黒川将大社長の想いから野球活動の普及という形でこのキャラバンが始まりました。

このキャラバンに参加したくて入社する方も多く、1度参加した方は、必ず2度・3度と立候補するといいます。

吉田「キャラバンは現地の子供たちにとても喜んでいただけています。実際に参加すると働いている環境、仕事を選べることなど、日本がどれほど恵まれているかを感じます。価値観や置かれている環境の違いなど、勉強になることが多いです。

言葉は通じなくてもボディランゲージで気づけば信頼関係を作れています。スポーツを通して接すると仲良くなりやすいですね。最終日に帰国するのを寂しがって泣いているメンバーの姿を見ると、そんなに大きく感情が動くことって日常ではあまりないから、色んなことに触れて普段できない経験をすると成長するんだなと感じますね」

現在は2019年7月の実施の準備と来年度のセレクションを行っている段階とのこと。今後も事業の幅が広がる可能性が大いにある。インドネシアだけに留まらず、アジアの近隣諸国での実施や他のスポーツキャラバンの実施も今後あるかもしれないといいます。

今後もフュービックイズムが色濃く残る会社づくりを

▲会社が好き。人が好き。だから続けられる。

フュービックでは社員の裁量が大きく、SNSの更新を営業時間中に発信したり、原動力が強くアツい方が多い。この会社が好きで、この自由さが定着の理由だといいます。そうしたフュービックイズムは黒川社長にあるといいます。

吉田「みんなが社長のことを好きというのが、企業として面白いと思いますね。社長は自分のことよりも従業員のこと、役員やマネージャーよりも現場の最先端で働くスタッフのことを気にかけてくださいます。

これだけの規模の会社になれば、社長と直接話したり会ったことがないということがあっても仕方がないと思うのですが、忙しい中、社員との交流を必ず年間計画に組み込んでいて、誕生日にはメッセージとプレゼントを全員に用意してくださっています。これからもっとフュービックが大きくなっても、フュービックらしさや社長が大切にしているものは無くしたくないです。」

今後、100名単位、1000名単位で社員が増えていっても、フュービックらしさが色濃く残る尖った企業であり続けたいと話しました。

吉田「フュービックという会社自体はこれからもどんどん大きくなっていく。その中で主軸であるDrストレッチを担当している身としては、ずっと一緒では意味がないし現状維持では伸びていかない。 自分たちが作ってきたものを、どんどん変化させて新しくさせてくことのスピードが重要になってくると思います。

今後入社してくる方たちにも印象に残る企業であり続けたいですね。一生一緒に働くことはないかもしれないけれど、フュービックに入ってよかった、ここで働けて良かった、ここに出会えてよかったと思ってくれる人たちを、より多く増やしていきたい 」

今後Dr.ストレッチに入社を希望する求職者の方には、自分の成長を仕事を通して感じられる環境だと自信をもって言えるという。また今働いている方に対しては、【人の未来を大きくする】という経営理念の通り、お客様だけではなく自分の未来も大きくしていけるよう、将来に期待して楽しんで仕事してほしいと語りました。

吉田「今は毎日が楽しい。店長の時は毎日自分の楽しいが更新されていくような感じでしたし、一生そう感じていられたらといいなと思います。今働いているメンバーは会社が好きで、人が好きだから定着しているんだと思うし、私もそう。将来はいろんな人に囲まれて一緒に何かができたらいいな」

Dr.ストレッチを通して関わってきた社員やお客様、FUTURE CANVASで出会った子供たち。大切なのは人対人の血の通ったコミュニケーションができるかどうか。そうした環境の中、健康というキーワードから常に未来を見据えるフュービックで働く吉田さんの未来も、きっと明るい。

株式会社フュービック:https://fubic.com/

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