誰が見ていなくても真面目にルール厳守。絶大なる信頼を得ている。

誰が見ていなくても真面目にルール厳守。絶大なる信頼を得ている。

三代続く辨天おがわ運輸は、未経験者の採用にこだわり、常務自ら人材育成に関わる。地域に根差して、今年で47年。大切に大切に育てて、会社にとってなくてはならない戦力となったドライバー 鎌瀬 司さんに話を聞いてみた。

鎌瀬さんも未経験スタートですか?

鎌瀬:私は少しだけドライバー経験があります。元々は、地元札幌で運送系の仕事をしていました。でも、そんなに長くはないです。仕事内容も異なるので、経験者ですとは言い難いですが…。その後上京し、都内のタクシーの運転手をしました。運転が好きなんですよ。

どうしてこの会社を選びましたか?

鎌瀬:インターネットの求人広告を見て、応募しました。地元でドライバーをしていたとお伝えしましたが、そこで大型の免許を取得していました。タクシー運転手の仕事が嫌になったというわけではありませんし、収入面も満足していましたし。せっかく免許も持っているし、素直にまた大型に乗りたいと思うようになって。それで転職活動を始めました。

ほんの少しの経験と元々持っていた大型免許。この2つを握りしめるように、この会社の門をたたいた。今は家族のような仲間に囲まれて、日々自分のミッションを遂行中だ。

勤務スタイルはどのような感じですか?

鎌瀬:私は朝が早い勤務が多いですね。朝6時や7時始業です。現在は、月・水・金は栃木へ行っています。弊社、長距離の仕事はほとんどないんですよ。あるとしたら私が担当している栃木の案件くらいだと思います。あとは、頻度は低いですが、東北の方まで行くこともあります。

その長距離の仕事を任せてもらっている理由は何だと思いますか?

鎌瀬:うーん。たまたまというか、偶然でしょうか?栃木と言っても、我々の業界では、東京から栃木間を長距離とは言いません。長距離の部類に入らないんです。ただ、弊社の案件の中で比較すると、距離があるかなと思っています。距離としては往復300~350kmほどの距離を運転していることになります。

辨天おがわ運輸は、速度管理が特に厳しい。しっかりデータ化され、そこも評価の対象となっている。一般道は最高60km/h、高速道路は最高速度80km/hを規則としている。特に高速道路はもう少しスピードを上げたいとドライバーなら思うだろう。しかし、鎌瀬さんは栃木だろうが東北だろうが、このルールを一度も破ったことはない。高速道路はいつも一定の速度を守っている。ここまで速度を守れる人間はなかなかいないと、小川常務は言う。会社からの信頼も厚く、中・長距離の仕事も安心して任せられると、評価は高い。

会社で一番の頑張り屋さん

継続年数が今までで一番長いそうですね。

鎌瀬:北海道から上京して、10年が経過しました。都内でタクシーの運転手を3年ほどしていましたので、辨天おがわ運輸では7年目になります。人生で継続年数が長いですね。運転が好きなので、仕事が楽しいです。

7年目になると、いろいろな経験も豊富になりますよね。

鎌瀬:はい、そうですね。現場では、自然と顔見知りになって、いつの間にか会話する仲になっているということはよくありますし、その数も増えました。覚えてくれていると思うと、ちょっと嬉しいですね。お客様との繋がりは大事にしたいです。もちろん嬉しい出来事ばかりではありません。私も色々なことがありました。仕事をする上で、悔しい思いをすることは普通というか、当たり前のようにありますよね。皆さんもそうだと思います。退職することも考えた出来事がありましたが、仲間がいたからこそ、乗り越えることができたし、常務が体を張って守ってくださったから、また頑張ろうと思えました。

常務が「ウチの会社で一番の頑張り屋さん」だとおっしゃっていました。

鎌瀬:えッ⁉そんなことはないですよ(笑) 一緒に働く仲間みんな常務に育ててもらってるので、その恩を仕事で返したいと思っているんだと思います。私自身も一生懸命、期待に応えたいと頑張っているだけです。

愛に溢れ、熱い心を持った常務。期待に応えたい、仕事で恩を返したいと考える鎌瀬さん。会社として、最高の相乗効果がうまれている。どこまでも謙虚で、「まだまだです」という言葉にこれからの鎌瀬さんの飛躍の予感を感じた。

株式会社辨天おがわ運輸: https://benten.co.jp/

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