焦らず安全第一に。『市民の足』として誰よりも安定した運転を目指して。

焦らず安全第一に。『市民の足』として誰よりも安定した運転を目指して。

90年以上、立川市を中心とした多摩エリアに根差し、路線バス・高速バス・貸切バスなどの運行を行ってきた立川バス株式会社。地域の方々の生活を支える『市民の足』としての役割を担っています。今回ご紹介する安藤雄太さんは会社の安定性に魅力を感じ転職したのだという。

安定性を求めた結果、立川バスという選択肢へ

▲今年で入社8年目を迎えました。

以前は高速道路の管理や点検をしていた安藤さん。事故や落下物がないかをパトロールカーで巡回し、落下物があった場合は迅速に排除したり、事故があった際は車線変更の誘導を行なうなどの異常事態の対応をし、高速道路を安全に走行できる状態に保つ仕事です。

安藤「給与と会社基盤が安定している企業に転職しようと決意し、バス会社の求人を中心に探し始めました。同業他社と比較して基本給や福利厚生が詳細に記入されているので、表記以下の給与になることはないと思ったことが決め手です」

幼い頃から乗り物に乗ることが好きで、免許を取得してからは車の運転ができる仕事を選び続けてきたそうです。転職を決めた際には「安定しているのでいいね」と両親からも後押しされたそう。高速道路の管理をしていた際の経験は職種が変わった今でも生かされているとのことです。

安藤「前職では、高速道路上で車外に出るため、細心の注意を払わなければいけませんでした。急いでいながらも、事故を起こすことが許されない職業です。運転する環境が変わった今、渋滞や天候などの問題からバスの運行が遅れることがあるのですが、乗客がいるので急ぎながらも安全面を考慮した運転を常に言い聞かせています」

時には急病人が出て救急車を手配すること、大雪や渋滞の影響で運行に支障をきたすこともあるのだそう。どんな状況でも焦ることなく、冷静に安全第一で運行していくことが大切だと意識しているといいます。

有給取得率100%!ワークライフバランスの良さも定着の理由

▲よく求人原稿に起用される同僚と一緒に。

安藤さんが求人原稿に起用されるようになってから若い方が活躍していることを伝えられ、20代~40代の方の応募が増えました。入社から8年経ち、仕事もプライベートも充実している点が伝わっているのではないかと人事の方は言います。

運行は2カ月前からスケジュールが決まっており、様々なルートを1週間の中で一日8時間の勤務時間に収まるように計算されています。残業は基本的に無く希望性なので、しっかりと稼ぐことも自分の時間を大切にすることも自由に選択できるのだとか。また、長期休暇を取得することが可能で、有給の消化率は100%。希望して残業する方がいるので、休んだ際に人手不足で穴が開くことはないのだそう。そうしたバランスの良さが立川バスの魅力です。

安藤「残業が任意性で有給の取得もしやすい。家族の行事が楽しめるワークライフバランスの良さも魅力ですが、ストレスフリーな環境も定着の理由です。基本的に一人で運転するので雑談することが無い分、休憩中にコミュニケーションを取ります。お互いに干渉しすぎることもなく話したい人と話すので、人間関係で大きなストレスを感じることが無いですね」

取材時も人事担当の方を交えてお話しし、冗談を交えながら話す様子に笑顔が絶えない環境だと取材担当者は実感しました。

「これでよかった」と実感できた乗客の言葉

▲お客様からの声を大切に、更なる技術向上も目指していきます。

降車の際「ありがとう」と言葉をかけられることはありますが、それ以上に乗客の方と話す機会はそれほど多くありません。しかしこれまでの安全第一を徹底した運転から、乗客の方に褒められたことが何度かありました。

安藤「一つ目は入社したての頃、研修が終わり指導員が離れた位置で同乗している際のことです。大型バスを扱っていると自分の運転のバスの揺れには気づきにくいのですが、乗客の方に『やさしい運転でした』と声をかけてもらったことを今でも覚えています。

2つ目は、終点で降りられる際に『カーブの曲がり方が良かったよ!』と褒めていただいたこと。今まで丁寧に意識して運転してきた甲斐があった、自分の心構えは間違っていなかったと実感することができた瞬間でした」

定年まで安全に運転したいと語る安藤さんの姿は乗客の方にも伝わっているのでしょう。

安藤「今後の目標はこれまでいただいたお客様の言葉を大切に、運転技術を上達させて『このバス揺れが少ないな』と思ってもらえるところまで突き詰めることです。どうせ同じバスに乗るなら誰よりも安定した運転をしていきたいですね」

天候が悪い日には満員で70名ほどの方を乗せていることもあり、それだけの人の足になっていると実感できます。毎日の天候や交通状況が違う点が単純に楽しいのだとか。

大雪や交通渋滞などの際にも、影響が少なく動き続けられる公共交通機関はバスのみ。電車がなく立ち往生している方を輸送するなど、利用する方がいなくならない限りバスの必要性が無くなることはありません。ワークライフバランスの良い環境にたどり着き、これから創業100年、110年と重ねていく頃にも、変わらず安全に運転している安藤さんの姿が想像できます。

立川バス株式会社: https://www.tachikawabus.co.jp/

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