初めての“経理”に奮闘中。入社半年未満で係長へ昇格できた理由とは?

初めての“経理”に奮闘中。入社半年未満で係長へ昇格できた理由とは?

株式会社UT・キャリアの経理を担当する石井彩加さん。入社半年未満で係長へ昇格。働く環境と、石井さん自身の働くスタンスについて聞いてみた。

会社を支える屋台骨“経理”のお仕事
  • どうしてこの仕事を選んだのですか?

石井:数年前、興味のあった「日商簿記2級」を取得したことで、その知識をどこかの機会で活かしたいと考えていました。事務の経験はあっても経理の経験はなく、将来の業務の幅を広げたいという理由と、単純に数字を追いかけるのは大変だけど面白いという気持ちからでした。

  • 最初は経理ではなかったのですか?

石井:UT・キャリアへ入社した当初は、事務全般のアシスタントとして請求書作成や集計関係の処理を中心に行っておりましたが、人事異動等により状況が変わり、経理担当をさせて頂くことになりました。実務経験がほとんどない状態からのスタートになるため、正直今でも手探り状態ではありますが、自分で勉強したことが活かせて、かつ経験が浅くても新しいことへ挑戦できる環境をとても幸せに感じています。

  • 以前はどのようなお仕事をされていたのですか?

石井:これまで数回転職をしてきたのですが、業界は様々で、どれも経理とは全く異なる内容でした。前職は同じ求人広告業でしたが、業務内容は原稿制作や入稿対応、営業アシスタントとして受発注周り全般を行っていました。またそれ以前では通信会社のコールセンターで携帯ショップ店員向けの案内窓口を担当したり、資格を取得して保険代理店で一般事務をしたり、建設業でHPやSNS更新、FAX送信など広報周りを担当したり。内容が定まらずに転職を重ねてしまいましたが、一つ一つが経験として今に役立っていると感じています。どの業界でも売上や仕入管理はつきものですし、自分の興味があることや、やりたいことを知るきっかけにもなりました。

  • UT・キャリアの魅力とは?

石井:年齢層が若く活気があるところが魅力的でした。前職では年功序列だったり、既にできあがっている社内の仕組みを変えるのは難しく、決まりきった風習で動いている空気感があって息苦しく感じることもありました。しかしUT・キャリアは年齢、経験や性別関係なく自分のやりたいことや適正を考えながら仕事ができる環境があるし、一人一人が自分の思っていることや、もっとこうした方がいいという意見が出やすい職場で、自分の頑張りが会社へきちんと貢献される実感があると思います。また未経験者で営業職や事務職をされている方も多く、自分もその中で新しいことにチャレンジできるのではと感じ、入社を決めました。

月末などの節目で相次ぐ問い合わせ。一つ一つスピーディに丁寧に。
  • 求人メディアを利用して転職活動をする上で、応募をしようと思う決め手はなんですか?

石井:ホームページやブログなどが充実しており活発に広報をしている企業は、応募してみたいという気持ちになります。活発に動いているほうが、そこにお金と時間を惜しまないということですし、利益だけではなく従業員や事務所や外部への見せ方など細部まで気を遣っている、とてもきめ細かな会社という印象を受けるからです。また、そこで代表者の考え方や価値観が現れていると、それが自分の考え方や仕事をする上でのやりがいに繋がるかどうかの判断材料にもなります。企業側の熱意のようなものが伝わってくると、自分もがんばりたいと背中を押されて応募することが多いです。

  • 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

石井:仕事でもプライベートでも、とにかく「人の話をよく聴く」ことを大切にしたいと思っています。業務中は、上長から指示を受けるときや、他のメンバーから請求関係の相談をされたときに、最終的な目的や意図だったり、言葉の裏にあるその人が置かれた状況をなるべく正確に把握できるようにしたいと考えています。またプライベートでも同じように、目の前の人に興味関心を寄せて話を聴くように心がけています。しかしそれは私が自分の話をするのが苦手だから…というのも理由の一つではあります。なので、逆に話をよく聴いて理解することで、相手の言いたいことや思ってることをなるべく自分の言葉で返して会話し、そこで自分の考えや言いたいことも伝えられるようにしたいと思っています。
一度業務に集中するとあっという間に時間が経っていて、人の話をきちんと聴けているのか不安になることもあるので、周りをよく見ながら相手の立場を考えられる人になりたいです。

  • 大変だと思うことはなんですか?

石井:簿記の勉強を通して基礎的な仕訳や勘定科目など学んではいましたが、やはり実務となると一からのスタートなので分からないことばかりです。企業のお金の流れを管理するので当然ではありますが、想像以上に膨大な数の売上や経費、金銭のやり取りがあり、それを毎月きちんと把握できるようにしていかなければなりません。また、お金周りは従業員からの会社に対する信頼性にも係ってきますので、そのための各書類の整理や、売上に伴う請求書発行・代金回収フォロー、経費の請求書や領収書の内容チェックなど、考えられる業務が多岐にわたり、どこから手をつければいいか優先順位のつけ方やタスク整理などが大変なところです。また、他のメンバーが営業活動中心にがんばっている傍ら、売上がたった後の納品確認や請求書発行などの処理が中心のため、時間軸がズレて仕事している感覚もあり、周りの動きを見ながら自分の業務にあたるなどメリハリや気持ちの切り替えも重要です。

  • これからはどのように活躍していきたいですか?

石井:今はまだまだ目の前の業務でいっぱいになってしまっていますが、会社がさらに大きくなるにつれて仲間を増やし、同じように新しいことに挑戦したい方にチャンスを与えられるような存在になりたいです。そのために自分がもっと人を指導できるような人間性や知識を身につけ、他のメンバーもサポートできるようにならないといけないと思っています。そしてリーダー職として会計周りを安心して任せてもらえるようになっていきたいです。また、財務・会計だけじゃなく、社会のお金の流れをよく知り、世の中をもっと知りたいというのが、とても曖昧ですが将来の理想の姿です。

  • 最後に求職・転職活動をしている方々へメッセージをお願いいたします。

石井:自分のやりたいことや未来に対するビジョンを具体的に描くのは、案外難しいことだと思います。私自身も、はっきりとやりたいことを突き詰めていくより、何かをきっかけに勉強し始めたりやってみてから面白いなと思うことの方が多いので、なかなか一つの道で夢や計画を立てていくのは苦手です。興味のある分野が実際に自分に向いているかどうかは分からない…という迷いも出てきます。しかし、自分と向き合いながら何かをやってみたいと思い立ったら、まずは行動してみるべきだと思います。自分の良さや強みを活かせる場所がきっとあり、行動しないと、そんな素敵な場所にも出会えないからです。

この4月から係長へ昇格した。きっと陽が当たらない影の仕事だろう。しかし、石井さんのような“裏方”がいるからこそ、会社を支えることができている。“花形”と言われる職種の裏には、縁の下の力持ちとして“花形”を支えている存在がいること、そしてその縁の下の力持ちへの感謝を忘れてはならない。

社内キックオフの辞令式にて

【人材定着】はUT・キャリアにお任せ

CTA-IMAGE

今までの経験で得たもの・失ったもの、 転職した上で更に得たもの。 この仕事だからこそ、この経歴だからこそ、 この環境だからこそ輝けている今がある。 定着している理由はどこにあるのか? 「人材の定着」にスポットライトを当て、 「転職後の活躍」をしている方を株式会社UT・キャリアが運営するHitocolorでは紹介しています。

関連記事一覧